護持協賛会

「太良嶽山金泉寺護持協賛会」趣意書

金泉寺は平成二十一年十一月一日、再建が完成し竣工落慶致しました。

千手観音様の修復が遅れまして、翌年九月二十八日開眼法要が行われ、見事に完成いたしました。 五千八百余名の方々の真心の賜物です。後世に残す平成の大記念事業完遂に対し皆様共々に慶びたいと存じます。

ところで皆様ご存知の通り、多良山系のシンボルである金泉寺は、空海(弘法大師)創建の古刹で、標高八百五十メートルの高地に位置する山寺です。住職の常駐には大変困難な場所にあります。

 

新しくなった金泉寺は古代建築様式で再建され、優美で堂々とした本堂です。その中に安置されている本尊不動明王、二童子立像、千手観音(いずれも市指定文化財)を健全な形で保存し長く後世に護り伝えたいものです。

 

特に空海の宇宙論は、現在のノーベル賞受賞理論物理学を予見しており、相対理論のアインシュタインは空海の理論を知り来日しました。この空海ゆかりの金泉寺を次世代に向って宗教を超えた学習の場としたいと思います。

 

戦前までは、山麓住民の奉賀米で寺の運営がなされていましたが、戦後は政教分離で、公の経費で運営する事は出来ません。そこで賛同者の会を作り、寺の運営・管理に必要な諸経費の一部を「賛同者の会」で負担してはと思います。

まず「護持協賛会」の規約を作り、応分の年会費を負担して、諸行事に協力し、往年の金泉寺の面目が保てる様にしていかなければならないと思います。「金泉寺護持協賛会」の規約をご覧頂きご賛同、ご協力を宜しくお願いいたします。

平成二十三年七月二十四日

良嶽山金泉寺護持協賛会 会則

(名称)

本会は「太良嶽山金泉寺護持協賛会」と称する。

(目的)

第二条 本会は金泉寺本堂、境内地並びに登山道の維持管理運営、会員および参詣者さらに青少年の修行の場として役立てることを目的とする。

(事業)

本会は前条の目的を達成するために以下の事業を行う。

金泉寺の維持・管理への協力

学習・修習の場としての企画運営

史跡・群生植物の保護管理

その他目的達成のために行事・研修等の案内

(事務所)

第四条 本会の事務所を 諫早市高来町 庶務会計宅に置く

所在地  諫早市高来町善住寺35 田川 敏英 宅

電 話  0957-32-4464

(会員)

第五条 本会の会員は目的達成のため、応分の年会費を納入する。

会費は一口3,000円以上とする。

納入は口座振込みとし、毎年6月末までに納入する。

会員の入脱会は自由とする。

(役員)

本会に次の役員を置く。役員は理事会において互選する。

会長   1 名

副会長   若干名

相談役   若干名

理事   若干名

庶務会計   1 名

監   事   2 名

(役員の職務)

役員の任務は次の通りとする。役員の任期は2年とし、再任を妨げない。

会長は会務を総括する。

副会長は会長を補佐し、会長に事故ある時は会務を代行する。

相談役は事業の推進について助言する。

理事は事業を推進する。

監事は庶務会計を監査する。

(庶務会計)

庶務会計は会費を徴収し、事業に関する庶務、収支を経理する。

(総会)

第九条 総会は毎年9月に開催し事業及び会計報告を行う。

附則

本会則は平成23年8月1日から発効する。

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